【45位/最終2041】ポケモン剣盾 S11使用構築 「最速マリルリのはらだいこ」
TNダージリン 最終順位45位、レート2041
はじめに
はじめまして。TNダージリンでランクマッチに潜っていた者です。(TwitterID、@Aidoru_isaisa)
シーズン11お疲れさまでした。
使用率TOP10禁止ルールはもう終わりですが、レート2000を到達したので構築をご紹介したいと思います。
使用ポケモン
マリルリ@オボンのみ 特性ちからもち
ようき 努力値AS252,H4
はらだいこ/アクアジェット/じゃれつく/とびはねる
今回の構築の要。
ようき最速にすることでS↑1で最速100族まで抜けるので低速ポケモンが多い今シーズンでは、はらだいこと組み合わせることによって抜き性能が抜群に高く、ダイマの3ターンだけで3タテすることも多かった。
タイプも優秀で特に使用率の高かったウーラオスに強い点が評価できる。使用率1位のパッチラゴンや4位のリザードンなど使用率上位のポケモンに抜群が取れることが多く、みず・フェアリータイプの優秀さを改めて思い知った。
対受けループ性能も高く、てんねん持ちがいない場合ははらだいこで全抜きも狙えた。また、前期1位の影響からかモジャハピを中心とした受けサイクルが多く、モジャンボで受けようとしてきた場合は文字通り食い荒らした。
弱かったところは、スカーフ持ちや100族以上の速いポケモンに弱いことと、水技がアクアジェットなのでダイストリームにしても威力90しかなかったこと。
選出率1位
リザードン@いのちのたま 特性サンパワー 通常個体
おくびょう 努力値CS252,B4
基本的にはマリルリが苦手な鋼やてんねんなどに対して選出する。
無難につよい。キョダイにしたい場面はいくつもあったがサンパワー珠の火力に慣れてしまうとどうしても変えられなかった。
火力は十分だったが、ハピナスやアシレーヌなどどうしても突破できないポケモンもいるので有利不利がはっきりしているというのが印象だった。
選出率6位
ゲンガー@きあいのタスキ 特性呪われボディ
おくびょう 努力値CS252,B4
さいみんじゅつ/みちづれ/たたりめ/ヘドロウェーブ
一時期めちゃめちゃ流行った催眠ゲンガー。
催眠でどんな状況からでも勝ち筋を作れるチートポケモン。高速タスキアタッカーの対面性能は異常でとりあえず投げていた。
上位では催眠ゲンガーが全然いなかったからか催眠は当たらないことで対策している人も多くいたため、催眠の通りは悪くなかった。
できるだけ催眠に頼らないプレイングを心がけてはいたが、どうしても打たなければいけないときは天に祈った。
特性の呪われボディも強く、ゲンガー対策に出てくるスカーフ水ウーラオスの水流連打を呪い、何もできなくなったウーラオス相手にマリルリが優雅に腹をたたく場面も多かった。
地味に優秀なのがみちづれでゲンガーより遅いポケモンは一緒に黄泉の国へと連れて行った。パーティーで重いポケモンの処理ルートをみちづれに頼ることもしばしば。
一番道連れにしたのはカビゴン。
選出率2位
ひかえめ 努力値CS252,B4
今回の構築のスカーフ枠。
ダウンロードでCが上がると火力が跳ね上がるポケモン。最後のお掃除役として活躍した。
パッチラゴンやウーラオスが環境に多くいた影響でダウンロードでCがあげやすく、S11で使うなら特性はダウンロード1択だろうと思った。
ダイマ適正もそこそこあるので、ポリゴンZにダイマを切って詰めていく試合もあった。ダイマックスする理由は主にこだわり解除が目的だったが、はかいこうせんを元にしたタイプ一致のダイアタックは恐ろしい火力で安易な受けを許さず、相手の構築を破壊していった。
結構使いやすくてお気に入りだったがトライアタックの追加効果は全く引けなかった。
選出率4位
オーロンゲ@こうこうのしっぽ 特性いたずらごころ
ずぶとい 努力値HB252,D4
最強の切り返しポケモン。
壁を張って後続の補助をしたり、相手のダイマをこうこうのしっぽトリックで止めたりなどで大活躍してくれた。
パッチラゴンのダイジェットに合わせてオーロンゲに下げるとリフレクター込みで次のダイサンダー耐えられるので相手のダイマを枯らしつつ展開できるのが強すぎた。
有名な型すぎて特に書くことがないが、マリルリの良き相方だった。
選出率3位
ナットレイ@たべのこし 特性てつのとげ
のんき 努力値HB252,D4
ジャイロボール/ステルスロック/まもる/やどりぎのたね
便利なクッション役兼ステロ撒き。
ステロ撒きたくて採用したがそれ以上にやどまも型として活躍した。
受けポケモンにはめっぽう強く、やどりぎがサイクルを有利にしてくれた。
まもるも相手のダイマを枯らすのにとても役立った。
ゲンガーと合わせて水ウーラオスに対して択ゲ―を仕掛けることができた。だいたいナットレイ相手に水流連打撃ってくるのでステロから入るのが安定する。
ガラルマタドガスのだいもんじを耐えたかったり、特殊技を受けることも多かったのである程度Dに回すのもありかもしれない。
選出率5位
基本戦術
①初手は基本ゲンガーやポリZなどの対面性能の高いポケモンで様子を見るかナットレイでステロを撒く。
②オーロンゲやナットレイで場を整えたり、マリルリがはらだいこできるポケモンと対面させたりする。
③マリルリで腹をたたいて全抜きする。
基本的にはマリルリがどうやってはらだいこを積むかを考えて立ち回る。
ウーラオスや受け系のポケモンなどと対面させたり、壁を貼ってつなぐなどマリルリが最大限活躍できるような場を作ることが重要だった。
マリルリを見るとナットレイやドヒドイデを出してくれる優しい人も多くいたので、多少強引にでもはらだいこを押す勇気が必要だった。
きついポケモン
スカーフパッチラゴン
オーロンゲでトリック出来ないと無理、みんなウーラオスに持たせているのか数が少なかったことが不幸中の幸い。
ゲンガー
ダイジェットを1回積んでも抜けないのと基本タスキ装備なのでどうしようもない。ナット後出しが効くのでどうにかしていた。ナットにDを振りたくなった原因。
ナットレイ以外で相手が出来ない。こいつに3タテされたときはswitch叩き割ろうかとまで考えた。
初手ダイマされて終わる。誰も勝てない、死ぬ。
改善案
ダイストリームにしたときの威力が低すぎて泣きそうだったので。ダイマ切れた後やゲンガー等を考えると変更できなかった。
ゲンガーへのこごかぜ搭載
パッチラゴンのダイジェ対策やマリルリの補助に役立つと考えたが、枠がなかったので断念。
ポリゴンZへのふぶき搭載
ダイマパッチラゴンに対して。ダイアイスで確定、ふぶきでも低乱数で落ちるのが強いと思ったがピンポ過ぎるような気がした。
キョダイリザードンへの変更
これが一番悩んだ。結局どっちが正解なのかわからなかった。
最後に
デフレシーズンではありましたが、初めてレート2000に到達することが出来て嬉しかったです。
最速マリルリを使おうと考えたことから構築を組み始めましたが、重いポケモンが多かったり、技構成で悩んだりとまだまだ疑問点の多い構築となってしまいました。
しかし、TOP10禁止ルール下でのマリルリは採用率の高いポケモンに軒並み強く、最速を考慮されないことも多々あったことから使い手が自分のような未熟なトレーナーでもここまでの結果を残すことが出来ました。
今回のルールはこれで終わりですが、中堅ポケモンや普段あまり見かけないポケモンが活躍できる楽しいシーズンでした。
来シーズンからもランクマには潜ろうと思いますが環境がガラッと変わってしまうのでそれに対応しきれるかが不安ですが、結果を残すことが出来たらまたここに書きに来たいと思います。
S11お疲れさまでした。S12でまた会いましょう。
感謝の言葉とお友達募集
普段から構築について相談したり、最終日には一緒にランクマへ潜ってくれたななつきさん。ありがとうございました。S12もよろしくお願いします!
いつも見させていただいている、ぽけっとふぁんくしょん様。
普段は見る側でしたが、今回掲載いただきたくて記事を書きました。普段お世話になっているので少しでも記事を書いて恩返し出来たらと思っています。
お友達募集
Twitterをやっています。@Aidoru_isaisa
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あまりツイートは得意ではないのですが、結構見ています。
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最後の最後に
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